過労死企業名公開訴訟 第1回口頭弁論 国は争う構え(産経新聞)

 過労死による労災を認定した企業名を大阪労働局が不開示としたのは不当として「全国過労死を考える家族の会」代表、寺西笑子さん(61)が国に不開示処分の取り消しを求めた行政訴訟の第1回口頭弁論が26日、大阪地裁(吉田徹裁判長)であった。国側は請求棄却を求める答弁書を提出し、争う構えを示した。

 14年前に過労自殺で夫を亡くした寺西さんは「遺族がつらい思いをして労災を申請しても、過労死させた企業には何の制裁もない。若者が企業を選ぶ情報とするためにも企業名は公表すべきだ」と意見陳述した。

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